長谷園 連房式登り窯

 大正館の東南に位置する。南に高くなる傾斜地に設けられた登り窯。直線上に15の燃焼室が並ぶ連房式登り窯で、北に主焚き口を開ける。近世以来の伊賀焼の歴史を伝える。
 江戸時代天保年間から昭和40年代まで実際に使われていた窯で、山の傾斜に沿って整然と並んでいる。過去に多くの焼物を生み出してきた歴史を感じることができる。周辺は見学ルートにもなっていて高台からは園の全貌も望める。

所在地:伊賀市丸柱字長谷569
構 造:連房式登り窯、奥行34m、幅6.7m
年 代:明治
※国の登録有形文化財(建造物)

〔出典:登録有形文化財トレーディングカード(一社 三重県建築士会)〕

おまけ

コメント