《 古 建 築 》

《 古 建 築 》

見世土井家住宅蔵

主屋の西側に近接して東西棟で建つ。桁行5.5m梁間4.6m。土蔵造2階建、切妻造桟瓦葺。鬼瓦に当家の屋号のひとつ「山吉」を飾り、軒瓦には家紋の八つ槌車を配する。東妻面に戸口を設け、庇を差出して奥行き2.0mの蔵前をとる。 1階東側の蔵前の差...
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片山寺本堂

南垂れの傾斜地に構える境内に南面して建つ臨済宗妙心寺派の寺院。平面は六間取の方丈形式で、仏間背面に眠蔵(めんぞう)をもつなど古式を備える。軸部や内装は簡明ながら、屋根を本瓦葺として重厚な趣をもつ。地方禅院における江戸中期の方丈型本堂の好例で...
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桑名市石取会館(旧桑名信用金庫京町支店)

四日市銀行桑名支店として建てられ、桑名信用金庫京町支店として閉鎖されるまで銀行として使用されてきた。建物は東南角を曲面とし、縦長の窓2層を通して開ける。南・東面は簡潔で幾何学的な柱型を現し、縦長窓上には歯飾りを施し、陰影の深い意匠を見せる。...
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見世土井家住宅本蔵

主屋の北側に東西棟で建つ。桁行9.1m梁間6.5m。土蔵造2階建、切妻造本瓦葺で、鬼瓦に家紋の八つ槌車が入る。南面に戸口を設け、庇を張出す。内部は上下階とも板壁で二室に仕切る。もとは接客や生活用の茶碗や食器類等を保管した家財蔵。❖ 本蔵2階...
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見世土井家住宅納屋

蔵の西側に東西棟で建つ。桁行7.3m梁間3.6m、木造平屋建、切妻造桟瓦葺で軒先に雨除けの雁木(がんぎ)を設ける。外壁は篤子下見板張で、南面に無双窓が設けられ室内換気が考慮されている。もとは炭部屋と呼ばれ、炭や農機具が保管されていた。 南面...