蔵前祭車庫

 間口3間、奥行3間で現存する市内最古のRC造建築とされる。妻面両端にパラペットを立上げ、外部は巾木、腰壁、柱形、梁形、開口廻りを洗出し仕上げ。その他をスタッコ塗壁で構成し、小屋はハウストラスを組んでいる。
 建物外壁は部分的に仕上げを変え、腰壁は目地を切って石貼風に仕上げとする等、外観が重んじられている。戦火を受けた外部コンクリートの劣化は激しい。その上、地盤沈下の影響も受け、西側に若干傾斜している。

所在地:桑名市船馬町7
構 造:RC造平屋鉄板葺
年 代:大正15年(1926)
※国の登録有形文化財(建造物)

〔出典:登録有形文化財トレーディングカード(一社 三重県建築士会)〕

おまけ

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