伊勢河崎商人館主屋

 伊勢河崎商人館は河岸問屋街の河崎にある旧株式会社小川商店の一連の施設。主屋は、2階建、切妻造・妻入で、屋根は本瓦葺である。正面が街路に対して鍵型に突き出ているため、壁面を下見板で囲った特徴ある外観と相俟って、独特な景観を創り出している。
 妻入外観は伊勢町屋の構成要素を持ち、正面の雨戸は刻み囲いの中に収納される。2階出格子の庇屋根は一枚瓦葺き、隅蓋瓦は籠の意匠である。茶室は今日庵(こんにちあん)にある咄々斎(とつとつさい)の写で、赤松の床柱、桐の家紋の欄間等ゆかりの構成要素が見られ河崎商人の生活文化に触れることができる。

所在地:伊勢市河崎2-25-32
構 造:木造2階建、瓦葺
年 代:明治中期
※国の登録有形文化財(建造物)

〔出典:登録有形文化財トレーディングカード(一社 三重県建築士会)〕

おまけ

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